体外衝撃波治療外来

体外衝撃波治療たいがいしょうげきはちりょうとは

体外衝撃波治療とは衝撃波しょうげきはを患部深くにピンポイントに照射することで炎症を取り除いていく治療となります。

元々は腎結石の治療で使われており腎臓に溜まった結石を衝撃波で細かく砕くことで尿と一緒に排出させて治療するという機械でした。

日本国内外の論文や学会においても70%前後の有効性が実証されております。

当院でもテニス肘やゴルフ肘といった症状の患者様に非常に有効的で重宝している治療機器でもあります。

日本では導入されている医療機関が少ないですが海外では有効性の高さからこの体外衝撃波治療を様々な疾患で行なっています。

体外衝撃波治療での効果

体外衝撃波治療の短期的な効果と長期的な効果を解説致します。

短期的な効果

  • 痛みを誘発している神経を減少させる
  • 痛みに関わる神経伝達物質を減少させ、痛みの伝導を抑える

長期的な効果

  • 新しい血管の生成を促し、コラーゲンの生成を促す。腱付近の血管の生成を促すことで傷ついた組織の修復を促す
  • 痛みの伝達物質を減少させる
  • 炎症の原因になっている物質の発現を抑制する

体外衝撃波治療の症例

足底筋膜炎に対する体外衝撃波治療です。

体外衝撃波治療の効果的部位や特徴について

体外衝撃波治療の適応疾患

慢性的な症状

  • テニス肘・ゴルフ肘
  • 足底筋膜炎
  • アキレス腱炎
  • 膝蓋腱炎
  • 石灰沈着性腱板炎

骨折に関する症状

  • 疲労骨折
  • 骨折後の骨の付きが悪い

 副作用について

※基本的には副作用はありませんが、下記のことが起こる可能性があります。
いずれも数時間~数日で軽快することがほとんどです。

腫れ/内出血/湿疹/治療中及び治療後の痛み

費用について

体外衝撃波治療は足底筋膜炎の症状にのみ日本では保険適応となっております。それ以外の症状に関しては自費となります。

特に当院でおすすめさせて頂いているのはテニス肘やゴルフ肘の方は体外衝撃波治療で高い効果が得られるのでおすすめさせて頂いております。

大阪京橋イノルト整形外科 痛みと骨粗鬆症クリニック